深森、家を買う?②

 
家探しを続けながら色々と調べていますが、こちらの常識と乖離していることもあり驚くことばかり。
 

新築を作っていた身からすれば、築何十年もたったものに資産価値なんてほとんど無いし、確かに中古は立地がいいけど、それだけでここまで高値を付けますか?と思います。
 

見せられるリノベーション済みの部屋は、それはそれは綺麗です。最新のキッチンやお風呂なんかも入っています。
 

しかしいくらリノベーションをして中身を綺麗にしようと、躯体(コンクリート)も配管も劣化します。
 

人間が歳をとるように家も歳をとります。
いくらアンチエイジングをして若作りの服と化粧で着飾ろうと、中身の年齢は変わらない、血管まで若返ることはありませんよね。
 

血管年齢20代のご年配の方もいるかもしれないけど、それは管理状態がいいということ。
中古マンションも管理が大事になってきます。
 

定期的に修繕をしているか。
修繕積立金を計画的に積立できているか。
 

きちんと管理されているマンションは長く住むには適していると思います。
その辺はよく見るべきところですね。
 

気をつけたい営業マンの常套句の一つで
 

日本のマンションの歴史は浅いので、本来、100年もつんですよ、今は長く住もうという風潮になってきています。
 

ということをよく言ってきます。
 

なのでいくら築50年経っていても、旧耐震基準(81年より前)のマンションでも、立地が良ければすごい値をつけてきます。
でも、築50年のマンションを作った当時に、100年もたそう!とまで考えて作っていたかは疑問符がつきます。
 

これは前の会社の元ゼネコン上がりのおじさん(そういう人がいっぱいいました)から聞いた事ですが、やはり建築基準法が特に厳しくなったのは95年の阪神大震災や05年の姉歯事件からだそうで
 

それまでは結構適当にやりたい放題作っていたそうで(ゼネコンの人が言うのだからそこは間違いないでしょう)、
コンクリートにクラック(ひび)が入ろうと、施行間違えを適当にコア抜きしようと(今は絶対禁止)、誰も見ていないから分からない。
 

だって内装で隠しちゃえば見えなくなるから、壊さない限りバレないですもの。
 

私が前職に入社したのはちょうど横浜のマンションが傾いた2016年の品質にうるさくなっていた頃で、品質管理の部署の事務に配属になり、毎日のように現場に行って細かく検査しているのを見ていました。
それでも結構ゼネコンは隠したり色々起きます。
 

だからある種それが当たり前だと思っていたのですが、昔は適当にしていても許されていたので、今の躯体はボロボロなんだろうなとも思います。
 

先日の地震でも思いましたが、東京のボロアパートは結構揺れたのに震源近くの仙台長町の新築に住んでいた人はほとんど揺れを感じなかったとか。もちろん場所の影響もあるので一概には言えませんが、きちんと耐震基準を満たしているかは大きい点です。
 

首都直下地震がいつ来るか、生きているうちに来るかも分かりませんが、高いローン組んで崩れたら負債しか残りませんからシャレになりません。
 

ここまでは中古マンション価格の異常さに驚かされました。
あまり古いものはやはり先が怖いので、立地や築年数や価格などを妥協していくしかありません。
家賃もったいないから家を買おう!と気軽にスタートしたら思っていたより色々なことを考えさせられ、自分の人生についても踏み込んだ決断を迫られました。
思いがけず人生の岐路的な所に立たされた感じです。
 
 
 
つづく
 
 
 
深森

Case30s Blog

同じ30代の方々と、各々にしかない体験や考えを共有することで、互いに様々な見識を深めていきたい。そんな想いで曜日で手分けしてブログを書いています。

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