大運河を渡る
ずっと、こじんまりとしたボートに乗っていた。
こじんまりとはしているけれど1人で2本のオールを器用に操って、小回りよく行きたい所にすぐいって、何でもこなせる自慢のボートだ。
その代わり、大きい運河を越えるにはそれとなりの装備が必要だった。
時によって、ものによっては越えられない運河もある。無理に積荷をすれば時には転覆するかもしれない。
だからこそこのボートのことを事細かに把握した。
そうして様々なルートを探索しながら行ける範囲をクルクルスイスイ自由に動き回って、沢山の冒険をした。
ボートをたくさん改造しながら、必要な装備を施したり不要なものを捨てたりして
時に嵐に遭遇して遭難しかけたり
魚群に遭遇してたくさん魚が釣れたり
遮るもののないカンカン照りで干からびかけたり
色々あったけれど
それはそれはとても楽しい旅でもあった。
しかしひょんなことから、ちょっと大きめのボートに2人で乗ることになった。
ちょっと大きいので、1人では操作しきれない。
オールも一人乗りより大きいので、1人1本ずつ、片側を相手に任せてしっかり漕いでいく必要がある。
呼吸を合わせなければ、行きたい方向にはいけない。
どちらか一方が強すぎたり弱すぎたりすれば前にも進まない。
だから前みたいに自由には動けないかもしれない。
自分のことだけ考えていればなんとかなる訳でもない。
しかし呼吸を合わせて一緒に漕ぐことができれば、馬力は格段にあがり、1人用ボートでは越えられなかった運河でも越えられるようになる。
前までは積載量が少なくて飢え死にしかけた過酷なルートでも、備えて蓄えて乗り越えられるようになる。かもしれない。
そういう、違う船に乗り換えて
来年からは新しい冒険の旅に出ようとしています。
今年もご拝読頂きありがとうございました。
よりパワーアップして、来年以降もブログをお届け出来るように、頑張ります。
まあ、今年はまだあと1週ありますが笑
皆さんMerry Christmas!
深森
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